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抗真菌剤のデルモゾールの使用方法と注意点について

ひび割れたかかとに薬を塗る手

デルモゾールは、抗真菌作用のあるステロイド薬剤の一種です。
ステロイドとしては5段階で分類される強度の中で中間となる3番目のストロングに分類され、製品によってその範囲内で若干の差があるものとなっています。

純粋なデルモゾールは水に溶けない常温固体であり、製品化される際には0.1%程度の濃度にまで薄めた軟膏として提供されます。
安定性が高く数年に渡る保管に耐え得るという試験結果があり、特異な匂い等も無い事から使い易い薬剤であると言えます。
特筆すべき特徴として抗炎症作用の強さがあり、他の薬剤の数十倍以上の効用を示すケースもあるので処方例は多くなっています。

使用方法としては外科手術における二次感染の防止や、真菌由来と考えられる湿疹・皮膚炎・乾癬の治療に抗真菌薬として処方されます。
皮膚炎等の治療の場合、患者自らが患部に対して1日数回塗布する使用方法が一般的です。

抗真菌薬全般に見られる薬剤耐性菌発生の可能性はデルモゾールにも見られる為、あまり長期間に渡っては使い続けない事が使用方法の基本となります。
長期使用や患部を密封した環境で使い続けた場合、ステロイド全般に見られるホルモンバランスの変化から齎される副作用が伴うケースもあります。
特にデルモゾールの場合は目に症状が反映され易いという特性があり、眼科的な使用は避ける必要があります。

また火傷や潰瘍を伴っている場合や、顔に使用する際の髭剃り後の使用も避ける必要があります。
抗真菌作用が裏目に出て、逆に感染症を齎したりする事がその理由となります。

副作用に当たる症状が見られた場合には、医師の指導の下でステロイド系統では無い抗真菌剤へと徐々に切り替えるという対処を行います。

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